こんにちは、ぶるすけです。
今回は熊本県阿蘇郡高森町にあります「草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)」をご紹介します。
草部吉見神社は阿蘇と高千穂のおよそ中間、奥阿蘇と呼ばれるところにある神社です。
御祭神は神武天皇の第一皇子である日子八井命(ひこやいのみこと)で、阿蘇神社と並んで阿蘇並びに九州開拓について由緒があります。
また「神は高いところにいらっしゃる」という考えから一般的な神社では本殿は参道より高い位置に設定されていますが、草部吉見神社は参道を下った先に社殿がある「下り宮」の神社として、「日本三大下り宮」のひとつ(あと2つは宮崎県の鵜戸神宮と群馬県の貫前神社)としてよく知られていますよ。
施設の様子
細い道を案内看板の通りに進むと、鳥居の手前に砂利の無料駐車場があります。
「下り宮」ですので、狛犬を過ぎたら階段を社殿に向かって下ります。
(この日はあいにくの雨でした)
階段を下った先、拝殿の手前に手水舎があります。
社殿の隣にあるご神木の杉は樹齢700年ともいわれています。
高さは40m超、樹の太さは7.7mの大杉です。
鳥居には「塩井社」と書かれています。
手水舎の横から遊歩道を下った先には、これまで一度も枯れたことがない湧き水が流れている吉ノ池という池があります。
草部吉見神社の御祭神である日子八井命は、この地で住民を苦しめていた大蛇を征伐されました。
そして大蛇の棲んでいた吉ノ池を埋めて宮殿を建て、屋根や壁を草で葺いたことから地名を「草壁」とし、後に「草部(くさかべ)」に改められたと言われています。
こちらの水は枯れたことがないことから「不老長寿の長命水」といわれ、湧き水を飲むことができますよ。
まとめ
今回は熊本県阿蘇郡高森町にあります「草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)」をご紹介 しました。
「日本三大下り宮」のひとつといわれており、また奥阿蘇という奥地で鎮座されている神社の独特な空間はなにか特別なものを感じましたよ。
施設情報
草部吉見神社 |
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住所 |
熊本県阿蘇郡高森町草部2175 |
営業時間 |
なし |
定休日 |
なし |
駐車場 |
あり(無料) |
公式サイト |
なし |
特記事項 |

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