こんにちは、ぶるすけです。
今回は宮城オルレの「登米(とめ)コース」をご紹介します。
宮城オルレには「気仙沼・唐桑コース」「奥松島コース」「大崎・鳴子温泉コース」「登米コース」の4コースがあり、今回は「登米コース」のご紹介です。
豊里公民館を出発し、登米市の象徴ともいえる田園風景や雄大な旧北上川の流れ、地域の歴史や文化に触れながら、平筒沼ふれあい公園を目指すコースです。県の指定文化財である「香林寺」の山門や風格のある庭園を眺め、「平筒沼農村文化自然学習館」では県指定有形民俗文化財である竃神様をはじめ、昔の農工具や生活用品が展示されており、休憩も兼ねて見学することもできます。平筒沼に架けられた「ふれあい橋」を渡り、天然のアカシデがほぼ純林状態で存在する「平筒沼いこいの森」を歩き、最後は「平筒沼ふれあい公園」から平筒沼を眼下に眺めます。四季折々の表情をお楽しみください。
宮城オルレ公式HPより
今回の記事は完全にネタバレの内容となっておりますので、詳細を知りたくない方はこれ以上読まないほうがいいと思います。
(コースの詳細をしっかり知りたい方には最適な内容となっています)
【宮城オルレ その他の3コースについて】
「奥松島コース」についてはこちら。
「大崎・鳴子温泉コース」についてはこちら。
「気仙沼。唐桑コース」についてはこちら。
オルレとは・・・
「オルレ」は韓国の済州島(ちぇじゅとう)から始まったもので、海岸線や山などの自然、民家の路地などをゆっくり楽しみながら歩くことです。
トレッキングとして定着からは、韓国国内だけでなく日本でも九州を中心に有名になりました。
ちなみに「オルレ」とは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味だそうです。
宮城県では2018年に社団法人済州オルレの協力のもと、九州・モンゴルに続く済州オルレの姉妹道となる「宮城オルレ」を整備しました。
宮城オルレは、広々とした太平洋と自然豊かな森の道、住民と触れ合える里の道などさまざまなルートがあり、済州オルレや九州オルレに似ていながらも異なる魅力を持ちます。自然と人間との共存を模索するすべてのオルレコースがそうであるように、宮城オルレも自然とともに生きていくという思いが込められています。
宮城オルレHPより
オルレの歩き方&マナー&安全のために(宮城オルレ公式HPより)
- 民家の近くを通る時は、勝手に敷地内に入らないようにしましょう。
- 住民や私有財産を撮影するときは、必ず許可を得ましょう。
- 歩きながら出会った人に笑顔で挨拶を交わしましょう。
- リボンを持ち帰ると次に歩く人が道に迷います。
- 道を案内してくれる標識(カンセ・リボン・矢印)はさわらないでください。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。
- 道沿いの農作物は採らないでください。花や木は目で鑑賞しましょう。
- 宮城オルレのコース標識(カンセ・リボン・矢印)に沿って、決まった道を歩いてください。
- コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控えてください。
- トレッキングに適した服装と靴を着用してください。
- 車道を歩くときは、車に気を付けましょう。
- 台風、豪雨、豪雪など天候が悪い場合は中止してください。
オルレコースにある目印の種類(九州オルレ公式HPより)
オルレのコースにはいろいろな目印があります。

青と赤のリボンは1番多いコース目印です。

馬の頭が向いている方向が進行方向になります。


青の矢印は正方向、赤の矢印は逆方向になります。
登米コース コース紹介

コースマップは宮城オルレ公式HPに載っています。
登米コースは登米市の中でも旧豊里町のルートとなっていて、スタート地点は豊里公民館、ゴール地点は平筒沼ふれあい公園です。
コースには①~⑧まで各チェックポイントがあり、順番に周っても逆走してもどちらでもOKですよ。
公式HPによると登米コースは全長は約11km。所要時間は4~5時間。難易度は初級。
今回私は①から順番通りに周り、スタートからゴールまで休憩含めて3時間30分でした。
(実際にはゴール地点から徒歩でスタート地点まで戻ったので、さらに70分かかりました)
宮城オルレ 登米コース スタート
①豊里公民館 → ②線路脇の田園風景 (0.5km)
②線路脇の田園風景 → ③旧北上川 (1.5km)
踏切を渡るように右に曲がります。
坂道をのぼると旧北上川沿いの道になります。
③旧北上川 → ④香林寺山門 (1.5km)
④香林寺山門 → ⑤平筒沼農村文化自然学習館 (3.0km)
右のご自宅には元気なワンコがいましたよ
案内矢印の通り、右に曲がります
左に曲がって学習館の方に進みます
よく見ると案内矢印がありますよ。
⑤平筒沼農村文化自然学習館 → ⑥平筒沼ふれあい橋 (1.0km)
⑥平筒沼ふれあい橋 → ⑦平筒沼いこいの森 (0.5km)
案内矢印があります。
次の進路は黄色(いこいの森)です。
いこいの森から出ていたら、紫の矢印の通りに進みます。
⑦平筒沼いこいの森 → ⑧平筒沼ふれあい公園 (3.0km)
帰りは紫色の通り、右方向から戻ってきます
道路に出たら右方向です
ここがゴールの平筒沼ふれあい公園です。
まとめ
今回は宮城オルレの「登米コース」をご紹介しました。
かかった時間はゆっくり写真を撮りながら歩いて、スタートからゴールまでおよそ3時間30分。
しかしゴールしたあとスタートまで徒歩で戻ったので、実際には全体で5時間弱ほどかかりました。
(電話すればタクシーが利用できます)
登米といえばNHK朝の連ドラ「おかえりモネ」の森林組合の舞台となり注目を集めましたが、内陸ならではの自然豊かな景色が素晴らしかったです。
【宮城オルレ その他の3コースについて】
「奥松島コース」についてはこちら。
「大崎・鳴子温泉コース」についてはこちら。
「気仙沼・唐桑コース」 についてはこちら。

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