こんにちは、ぶるすけです。
全9回の「お伊勢参り」シリーズ。
第3回は三重県伊勢市にあります「伊勢神宮・内宮(ないくう)・皇大神宮(こうたいじんぐう)」をご紹介します。
【お伊勢参りシリーズ】
第1回「二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」はこちら。
第2回「伊勢神宮・外宮(げくう)豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」 はこちら。
第4回「朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)・朝熊山頂展望台」はこちら。
第5回「皇大神宮別宮 月讀宮(つきよみのみや)」 はこちら。
第6回「皇大神宮別宮 倭姫宮(やまとひめのみや)」はこちら。
第7回「豊受大神宮別宮 月夜見宮(つきよみのみや)」はこちら。
第8回「皇大神宮別宮 伊雑宮(いざわのみや)」はこちら。
第9回「皇大神宮別宮 瀧原宮(たきはらのみや)」はこちら。
お伊勢参りとは・・・(「お伊勢参りシリーズ」共通の内容)
「お伊勢参り」といえば狭義の意味では伊勢神宮への参拝のことを指しますが、広義の意味、そして「古来からのお伊勢参り」としては、まず二見浦で禊をしてその後に伊勢神宮の外宮→内宮の順に参拝し、最後に朝熊山にも参拝するのが習わしとされていました(諸説あります)。
こちらでご紹介する 「お伊勢参りシリーズ」 では、古来からのルートに則って各所をご紹介した後に、伊勢神宮の別宮もご紹介します。
最初から最後まで見ていただくと、行く前の予習はもちろんのこと、まったく参拝の計画がなかった方もお伊勢参りに行きたくなること間違いなしの内容となっています。
伊勢神宮・内宮とは
伊勢神宮の正式な名称は「神宮(じんぐう)」です。
神宮は外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)という2つの正宮、14の別宮や43の摂社、24の末社と42の所管社があり、これら125の宮社すべてを含めて「神宮」とされています。
内宮の正式名称は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」です。
主祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)で、八百万の神々の中心として太陽にも例えられる神様です。また皇室の御祖神であり日本人の大御祖神であるともいわれています。
いまから約2000年ほど前、天照大御神の鎮座地を探して各地を巡っていた倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照大御神のお告げにより五十鈴川のほとりに内宮を建てたのが伊勢神宮の起源といわれています。
また神宮は三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)をご神体としてお祀りし、全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めています。
境内の様子
宇治橋は全長が101.8m、幅が8.4mで、欄干の上に16個の擬宝珠を据えた純日本風反り橋です。
宇治橋は日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれています。
御手洗場は手水舎のように心身をお清めする場所です。
五十鈴川は「御裳濯川(みもすそがわ)」とも呼ばれ、倭姫命が御裳のすそを濯いだことから名付けられたと言われています。
瀧祭神は五十鈴川の御手洗場から少し先にあります。
御祭神は滝祭大神(たきまつりのおおかみ)で、五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られています。
参道を進むと正宮の石段の下に御贄調舎があります。
内宮の祭典の際、御饌都神である外宮の豊受大御神をここにお迎えし、神饌の代表として鰒を調理する儀式が行われます。
この石段の先が御正宮です。
この先は撮影禁止となっています。
御稲御倉ではお供え用の御稲が奉納されています。
外幣殿はかつて天皇以外の人から奉られた幣帛を納めた建物です。
荒祭宮は内宮に所属する十ヵ所の別宮のうち第一に位しています。
ご祭神は天照大御神の荒御魂です。
神様の御魂のおだやかな働き「和御魂」に対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを「荒御魂」とたたえます。
四至とは神域の四方を意味し、ここは社殿や御垣はなく石畳の上に祀られます。
御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で、特に風雨を司る神の級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとへのみこと)です。
雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古くから正宮に準じて丁重にお祀りしています。
御厩は皇室から献上された神馬がいる場所です。
神馬は毎月1日・11日・21日の8時頃に正宮にお参りします。
(雨天時や神馬の体調によってはお参りがない場合もあります)
大山祇神社の御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)で、古くは山神社と呼ばれていました。
子安神社の御祭神は大山祇神の娘神である木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
安産、子授けの神として崇敬されています。
施設情報
伊勢神宮・内宮(皇大神宮) |
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住所 |
三重県伊勢市宇治館町1 |
参拝時間 |
1・2・3・4・9月 5:00~18:00 |
駐車場 |
周辺に有料駐車場多数あり |
公式サイト |
公式HP Facebook・Instagram・YouTube |
特記事項 |
いろいろ周るとそれなりに歩く距離が長くなります。また階段が多いため、歩きやすい靴で参拝することをオススメします。 |

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