こんにちは、ぶるすけです。
今回は熊本県上益城郡山都町にあります「幣立神宮(へいたてじんぐう)」をご紹介します。
幣立神宮は日本最古の神社ともいわれていて、熊本県上益城郡山都町という”九州のおへそ”とも言われるような九州の中央部にあります。
その昔、神武天皇の孫である健盤竜命(たけいわたつのみこと)がこの地で幣を立て宇宙から降臨された神々を祀ったことからその名がついたといわれています。
一説によると15000年以上の歴史があるといわれ、御祭神としては神漏岐命(かむろぎのみこと)、神漏美命(かむろみのみこと)、天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)、天照大神(あまてらすおおかみ)という日本の創造に関わる神々が祀られています。
(大宇宙大和神が祀られている唯一の神社です)
”人間はこの地から世界に広がっていった”という説があり、毎年8月23日には「かつての人類の祖先、赤・白・黄・黒・青色の人々が集い、御霊を和合するための儀式」という伝承に基づく【五色神祭】という神事が行われます。
境内の様子
社殿までは150段の階段を上がります。
(この日は雨だったので、ところどころ写真に雨が写り込んでいます)
拝殿内に足を踏み入れることができるのは珍しいですね。
御神木の檜(ひのき)は、同じ株から再び木が生えて・・・を繰り返して現在10代目。
樹齢は2000年ほどといわれています。
ここから「東御手洗池」へと続く道があります。
水の神様を祭る祠がありますよ。
この池は「八代龍王」が鎮まる聖域です。
ここで水を汲んで持ち帰る方もいました。
この鳥居の先は崖。進むことはできません。
実はこの鳥居が向く方向には阿蘇があります。
阿蘇といえば「健磐龍命」(阿蘇神社の御祭神)。
この地に幣を立てた神様です。
このようにいろいろなつながりを考えるだけでもワクワクします。
まとめ
今回は熊本県上益城郡山都町にあります「幣立神宮(へいたてじんぐう)」をご紹介しました。
”パワースポットの元祖”ともいわれる通り、うまく言葉ではお伝え出来ませんが境内はなにか特別な空気感がありました。
交通の便はあまりよくありませんが、パワースポット好きなら一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
施設情報
幣立神宮 |
|
住所 |
熊本県上益城郡山都町大野712 |
参拝時間 |
24時間可能 |
定休日 |
なし |
駐車場 |
国道218号沿いに多数あり |
公式サイト |
なし |
特記事項 |
すぐ近くにパン工房ヤマGENがありますよ。 |
コメント