こんにちは、ぶるすけです。
今回は群馬県高崎市にあります「榛名(はるな)神社」をご紹介します。
榛名神社は元々榛名山そのものを祀る山岳信仰の修験の場でした。
神仏習合が広まった江戸時代には榛名山厳殿寺(がんでんじ)という寺の時代もありましたが、神仏分離令が出されると仏教色が排除されて現在の榛名神社となったそうです。
権現造りの本殿、隋神門や双龍門、神楽殿や神幸殿、国祖社や額殿などが国の重要文化材に指定されています。
御祭神として火の神「火産霊神(ほむすびのかみ)」と、土の神「埴山毘売神(はにやまひめのかみ)」を祀り、古くから開運や五穀豊穣、商売繁盛など多数のご利益があるといわれている関東屈指のパワースポットです。
本社の後方には「御姿岩(みすがたいわ)」と呼ばれる岩山の上に乗った大きな岩があり、この御姿岩の中に御祭神が祀られています。
榛名神社 境内の様子
この隋神門は元々は仁王門で、神仏分離によって仁王像が取り除かれて随神像が置かれたそうです。
隋神門から本殿までは約700mあります。
実は榛名神社の境内には七福神がいらっしゃいます。
(七福神の概要についてはこちら(マイナビニュース)をどうぞ)
榛名川を渡る赤い橋がみそぎ橋です。
その名の通り榛名川を流れる気で心身を祓い清めます。
みそぎ橋を渡ると右側にある榛名川の対岸に「鞍掛岩(くらかけいわ)」が見えます。
元々洞窟状の岩が、奥の部分だけが崩れ落ちてアーチ状になったそうです。
休憩所の向かい側(参道の左側)には「水琴窟(すいきんくつ)」。
この先の社殿近くにある授与所で「御神水開運みくじ」を購入し、こちらでおみくじを水に浸すと文字が浮かび上がりますよ。
滝の両側にある岩が神酒を入れる器(瓶子)のように見えることから名づけられたそうです。
矢立杉は、戦国時代に武田信玄が箕輪城攻略の際に勝利を祈って矢を射立てたとされる国の天然記念物です。
社殿への通路は一方通行です。
まずは双龍門へと進みます。
ちなみに門の左右に龍の彫刻が施されていることから「双龍門」と呼ばれているそうです。
拝殿や本殿、御姿岩からは言葉には表せないものを感じました。
とにかく圧巻の景色。
全体を通して榛名神社ではとても清々しい気分になれましたよ。
榛名神社 施設情報
榛名神社 |
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住所 |
群馬県高崎市榛名山町849 |
駐車場 | あり (無料ですが、隋神門から近い公式駐車場は台数が少ないためすぐ埋まります。県道沿いにある大鳥居付近の公式駐車場から隋神門までは少し歩きます) ※近隣のお土産店の駐車場を利用する際は「お店で何か買うと駐車料金無料」のシステムです |
拝観時間 |
7:00~18:00 |
授与所 |
8:30~17:00 |
公式サイト |
公式HP |
特記事項 |
真田丸にゆかりがある榛名神社は沼田市の方の榛名神社。 |
縁結・子授け・安産・下の病等の祈願に
おまけ 榛名川上流の防砂堰堤へ
こちらの防砂堰堤は国登録有形文化財に指定されています。
マイナスイオンたっぷりですよ。

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