こんにちは、ぶるすけです。
今回は大分県豊後高田市にあります「熊野磨崖仏(くまのまがいぶ)」をご紹介します。
磨崖仏(まがいぶつ)は、石仏の一種で、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像である。摩崖仏とも表記される。
Wikipedia「磨崖仏」より引用
熊野磨崖仏は、”仏の里”として親しまれる国東(くにさき)半島にある大日如来(約6.7m)と不動明王(約8m)の2つの磨崖仏で、国内最古にして最大級の磨崖仏であり、国指定の重要文化財となっております(歴史などについては諸説あります)。
熊野磨崖仏は平安時代末期の作といわれていて、”赤鬼が一晩で積んだ”という険しい99段ものデコボコな石段を登った先では圧巻の光景が見れますよ。
熊野磨崖仏までの道のり
案内看板に従ってここから東方向に入っていきます
この細い道の先に受付があります。
写真の中央やや左にある赤いランプが点灯しているときは道の先にある駐車場が満車ですので、ここより手前の駐車場に停めましょう。
受付の前で木の杖が借りれます(無料)。
石碑に俳句が彫ってありました。
「磨崖仏千年が過ぎ蝶が過ぐ」
写真でパッと見てわかる通り、かなり急角度な石段。
石ひとつひとつがデコボコしていて、所々コケも生えているので濡れていると滑りやすいです。
両側に手すりがついていますが、不安な方は受付の所で杖を借りることをオススメします。
実はこの標識、よく見ると「熊野権現熊野神社」と書いてあります。
この熊野神社は石段の頂上にあり、熊野磨崖仏は石段の途中にあります。
石段の途中、左側に開けたところにあるのが熊野磨崖仏。
正面向かって左側に不動明王、右側に大日如来がそれぞれ刻まれていますが、まるで大昔からここにあったかのように自然の中に溶け込んでいますよ。
足元が安定しないので下りも要注意ですよ。
(上りは体力、下りは注意力が大切です)
まとめ
今回は大分県豊後高田市にあります「熊野磨崖仏(くまのまがいぶ)」をご紹介しました。
赤鬼の石段はかなり急角度で大変ですが、その先では自然のなかに溶け込んだ圧巻の造形美が見れますよ。
熊野磨崖仏の情報
熊野磨崖仏 |
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住所 |
大分県豊後高田市田染平野2546-3 |
時間 |
夏季(4月~10月) 8:00~17:00 |
拝観料(1人) |
大人 300円 |
駐車場 |
受付の近く(上)と遠く(下)、合計20台ほど(無料) |
公式サイト |
なし |
特記事項 |
熊野磨崖仏を題材にしたNHKのEテレアニメ「びじゅチューンお互い擬態」があります。 |
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