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熊野磨崖仏(大分県豊後高田市)

こんにちは、ぶるすけです。
今回は大分県豊後高田市にあります「熊野磨崖仏(くまのまがいぶ)」をご紹介します。

磨崖仏(まがいぶつ)は、石仏の一種で、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像である。摩崖仏とも表記される。

Wikipedia「磨崖仏」より引用

熊野磨崖仏は、”仏の里”として親しまれる国東(くにさき)半島にある大日如来(約6.7m)と不動明王(約8m)の2つの磨崖仏で、国内最古にして最大級の磨崖仏であり、国指定の重要文化財となっております(歴史などについては諸説あります)。
熊野磨崖仏は平安時代末期の作といわれていて、鬼が一晩で積んだ”という険しい99段ものデコボコな石段を登った先では圧巻の光景が見れますよ。

熊野磨崖仏までの道のり

県道655号から曲がるところの景色(北側から)

案内看板に従ってここから東方向に入っていきます

反対側(南側)から
看板のように右に曲がります

この細い道の先に受付があります。
写真の中央やや左にある赤いランプが点灯しているときは道の先にある駐車場が満車ですので、ここより手前の駐車場に停めましょう。

細道の先に受付と駐車場があります
こちらが受付と無料休憩所

受付の前で木の杖が借りれます(無料)。

受付の隣にある寺務所
寺務所の前の坂道を上っていきます
整備された階段を上ります
石段の話
階段だけでなく坂道もあります
開けて二股に分かれるところで
あと200m
ここで少し休憩できます
さらに坂道を上っていくと
看板「熊野権現の道」
ここであと100m

石碑に俳句が彫ってありました。
「磨崖仏千年が過ぎ蝶が過ぐ」

石の鳥居をくぐった先には・・・
99段ある”赤鬼の石段”

写真でパッと見てわかる通り、かなり急角度な石段。
石ひとつひとつがデコボコしていて、所々コケも生えているので濡れていると滑りやすいです。
両側に手すりがついていますが、不安な方は受付の所で杖を借りることをオススメします。

若い人でも手すりが必要なくらいの急角度
あと45m

実はこの標識、よく見ると「熊野権現熊野神社」と書いてあります。
この熊野神社は石段の頂上にあり、熊野磨崖仏は石段の途中にあります。

石段の途中、左側に開けたところが・・・
熊野磨崖仏の説明
不動明王
隣につながる階段を進むと
大日如来

石段の途中、左側に開けたところにあるのが熊野磨崖仏。
正面向かって左側に不動明王、右側に大日如来がそれぞれ刻まれていますが、まるで大昔からここにあったかのように自然の中に溶け込んでいますよ。

熊野磨崖仏のところから、石段をさらに進みます
石段の頂上には熊野権現熊野神社
岩肌ギリギリに組まれています
こちらはご神木でしょうか
立派な大杉です
石段の頂上から見下ろした景色

足元が安定しないので下りも要注意ですよ。
(上りは体力、下りは注意力が大切です)

まとめ

今回は大分県豊後高田市にあります「熊野磨崖仏(くまのまがいぶ)」をご紹介しました。
赤鬼の石段はかなり急角度で大変ですが、その先では自然のなかに溶け込んだ圧巻の造形美が見れますよ。

熊野磨崖仏の情報

熊野磨崖仏

住所

大分県豊後高田市田染平野2546-3

時間

夏季(4月~10月) 8:00~17:00
冬季(11月~3月) 8:00~16:30

拝観料(1人)

大人   300円
小中学生 150円

駐車場

受付の近く(上)と遠く(下)、合計20台ほど(無料)
受付に近い上の駐車場は細い道を上った先にあり、満車の場合は細い道の手前にあるランプが点灯しています。
細い道の手前のランプが点灯していたら下の駐車場に停めましょう。

公式サイト

なし
豊後高田市公式観光HPあり)

特記事項

熊野磨崖仏を題材にしたNHKのEテレアニメ「びじゅチューンお互い擬態」があります。

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