福岡県宗像市にあります「宗像大社(むなかたたいしゃ)の辺津宮(へつみや)」をご紹介します。
宗像大社は日本神話に登場する日本最古の神社の一つで、天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の制約(うけい)によって生まれた全国にある宗像神社や厳島神社の総本宮です。
御祭神の三女神は沖津宮(おきつみや)・中津宮(なかつみや)・辺津宮(へつみや)にそれぞれ祀られ、沖ノ島にある沖津宮には長女の田心姫神(たごりひめのかみ)、大島にある中津宮には二女の湍津姫神(たぎつひめのかみ)、本土にある辺津宮には三女の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られており、この三宮を総称して「宗像大社」と言います。
宗像大社は古くから海上・交通安全の神として信仰されており、交通安全のお守りが人気です。
宗像大社を含む周囲の構成遺産8つは、2017年7月には「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
その中でも沖ノ島は島全体が沖津宮の境内とされ、神職以外の入島が禁止されています。
施設の様子
宗像大社の神紋は表紋が菊の御紋、裏門が楢の御紋だそうです。
神宝館には沖ノ島の神宝(国宝)など、宗像大社に伝わる重要文化財などが収蔵・展示されています。
開館時間は9:00~16:30(最終入館16:00)。
年中無休で拝観料は一般800円です。
第二宮には長女の田心姫神(たごりひめのかみ)、第三宮には次女の湍津姫神〈たぎつひめのかみ〉)が祀られています。
この辺津宮の本殿には三女の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られていますので、 辺津宮に参拝すれば三姉妹すべての女神様に参拝が可能です。
拝殿から繋がる”高宮参道”を進んできてもこの鳥居に来ます。
2本の樫の木が絡まって1本になった相生の樫(あいおいのかし)は、縁結びのスポットとして人気です。
高宮祭場は市杵島姫神の降臨の地とされ、全国でも数少ない社殿がない古代祭場で、辺津宮で一番神聖な場といわれているパワースポットです。
まとめ
境内全体がとても静まり返った神秘的な空気でした。
その中でも特に高宮祭場は特別な雰囲気があり、ぜひ一度は訪れてみることをオススメします。
施設情報
住所:
福岡県宗像市田島2331
駐車場:あり
公式HP:あり
SNS:なし
特記事項:

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