こんにちは、ぶるすけです。
3回に分けてご紹介する熊野三山(くまのさんざん)。
第3回は「熊野本宮大社(和歌山県田辺市)」をご紹介します。
第1回「熊野速玉大社・神倉神社(和歌山県新宮市)」はこちらです。
第2回「熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)」はこちらです。
熊野三山奥の院といわれている「玉置神社(奈良県吉野郡十津川村)」はこちらです。
熊野三山(くまのさんざん)とは
熊野三山とは紀伊半島の南部、熊野地方にある熊野本宮(熊野本宮大社)・新宮(熊野速玉大社)・那智(熊野那智大社)の3つをまとめた総称です。
熊野三山は熊野古道の中辺路(なかへち)によって互いに繋がっています。
3つの大社はそれぞれの自然崇拝を起源としていますが、その後互いの主祭神を相互に勧請し「熊野三所権現」として信仰されるようになりました。
熊野速玉大社が前世の罪を浄め、熊野那智大社が現世の縁を結び、熊野本宮大社が来世を救済するといわれ、熊野三山を巡れば過去・現在・未来の安寧が得られると言われています。
また熊野三山は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
熊野本宮大社
熊野本宮大社 |
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住所 |
〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮 |
参拝時間 |
8:00~17:00 |
営業時間 |
8:00~17:00 |
駐車場 |
あり(無料) |
公式サイト |
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特記事項 |
神門の先にある神域は撮影禁止となっています。 |
熊野本宮大社は熊野那智大社・熊野速玉大社とともに熊野三山の一社として全国に約4000ほどある熊野神社の御本社です。
本宮大社は以前、熊野川と音無川と岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」という中洲にありましたが、明治22年の大洪水で多くの建物が流出してしまい、流出を免れた3棟を明治24年に現在地に移築・遷座しました。
「とりいの店」の奥には、平成23年9月の紀伊半島大水害の影響で解体され、その3年後の平成26年9月に再建された瑞鳳殿があります。
神殿内の参拝順序は、
①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社 結ひの神(八百萬の神)
作法は二礼二拍手一礼(二回お辞儀、二回手を叩く、一回お辞儀)です。
神門の先は神域のため撮影禁止となっています。
この社務所の正面にあるのが・・・・
産田社を経由して大斎原へ
旧社地である大斎原(おおゆのはら)は、一の鳥居から国道を渡って徒歩10分ほどの距離です。
途中には伊邪那美命の荒御魂がお祀りされている産田社があります。
産田社には伊邪那美命(いざなみのみこと)の荒御魂(あらみたま)がお祀りされています
日本一の大鳥居、横幅は約42m・高さは約34mもあります。
この道を進んだ先に大斎原があるとされています。
大斎原は明治22年の大洪水までは熊野本宮大社があった場所です。
いまは何もない場所ですが、なんとも個人的には言葉には表せない神秘的な雰囲気を感じることができた場所でしたよ。
まとめ
3回に分けてご紹介する熊野三山(くまのさんざん)。
第3回は「熊野本宮大社(和歌山県田辺市)」をご紹介しました。
第1回「熊野速玉大社・神倉神社(和歌山県新宮市)」はこちらです。
第2回「熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)」はこちらです。
熊野三山奥の院といわれている「玉置神社(奈良県吉野郡十津川村)」はこちらです。

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