鹿児島県霧島市にあります「霧島神宮(きりしまじんぐう)」をご紹介します。
霧島神宮は日本で初めて国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園内にあり、建国神話の主人公である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を御主神に祀っている神社です。
開運や起業、転職などの事始めや子孫繁栄、家庭円満など多くのご利益があると言われています。
元々はいまの場所よりも高千穂峰寄りに建っていましたが、霧島山の噴火による消失と再建を繰り返し、500年以上前に現在の場所に移されました。
現在の社殿は島津氏第21代当主、島津吉貴(しまづよしたか)が1715年に建立したものです。
境内の様子
この表参道にある鳥居は徒歩のみ通行可(車通行不可)です。
澄んだ水ですが、少し硫黄の香りがしたので酸性が強いのでしょうか。
休憩所の中には売店もあり、トイレもきれいでした。
招霊木は神霊を招く木として植えられ、以前はこの枝を使って神事を行っていたと言われています。
さざれ石は国家「君が代」にも出てくる有名な石です。
二の鳥居の右手前にひっそりとありますので通り過ぎ注意。
御神木の手前には四方竹(茎が四角い竹)があります。
御神木の杉は樹齢800年、高さが約37mで南九州の杉の先祖ともいわれています。
社殿には境内から切り出された杉が使われています。
旧登山道の奥にあるのがこの山神社です。
主祭神はオオヤマヅミノオオカミ。
霧島神宮の主祭神である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妻、コノハナサクヤヒメのお父さんです。
施設情報
住所:
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
駐車場:あり
公式HP:あり
SNS:Facebook
特記事項:
霧島には「霧島七不思議伝説」があります。
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