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福満虚空蔵菩薩 円蔵寺(福島県河沼郡柳津町)

こんにちは、ぶるすけです。
今回は福島県河沼郡柳津町にあります「福満虚空蔵菩薩(ふくまんこくぞうぼさつ)円蔵寺(えんぞうじ)」をご紹介します。

福満虚空蔵菩薩円蔵寺は福島県の西部、会津地方の河沼郡柳津町にある807年に開かれたお寺で、御本尊の福満虚空藏菩薩は、かの有名な弘法大師の作と伝えられます。
また福満虚空蔵尊円は茨城県東海村にある大満虚空藏尊、千葉県天津小湊町にある能満虚空藏尊と共に、日本三大虚空蔵尊の1つといわれていますよ。

施設概要

福満虚空蔵菩薩 円蔵寺

住所

福島県河沼郡柳津町柳津寺家町甲176

参拝時間

本堂開門時間
夏季(4月1日~11月30日)6:30~17:00
冬季(12月1日~3月31日)7:00~16:30

定休日

無し

駐車場

あり

公式サイト

公式HP

特記事項

 

施設の様子

県道225号沿いにあるオブジェ(?)
オブジェにある説明
同じく県道225号沿いにある大日堂
大日堂の説明
正面鳥居前にある売店
県道225号からは階段を上ります
仁王門
さらに階段を上ります
水殿
赤べこ伝説についての看板

今から400余年ほど前の1611年に会津地方を襲った大地震でここ柳津も大被害を受け、虚空藏堂をはじめ僧舎・民家が倒壊し多くの死者が出ました。

 その後の1617年に初めて虚空藏堂(本堂)は現在の巌上に建てられたのです。本堂再建に使われた大材は、只見川上流の村々からの寄進を受け、只見川を利用して運ばれましたが、ここから巌上に運ぶのに大変困り果てていたところ、仏のお導きか、どこからともなく力強そうな赤毛の牛の群れが現れ、大材運搬に苦労していた黒毛の牛を助け、見事虚空藏堂を建てることができたのです。

 赤毛の牛の群れはなぜか虚空藏堂の完成を待たずにいずこへともなく姿を消したと言われ、後に大材を運んでくれた牛に感謝の気持ちと、ねぎらいをこめて建立されたのが開運「撫牛」であり、一生懸命手伝った赤毛の牛を「赤べこ」と呼び、忍耐と力強さが伝わりさらには福を運ぶ「赤べこ」として多くの人々に親しまれるようになりました。

 これが当地柳津が「赤べこ発祥の地」と言われている由縁です。

公式HPより
鐘楼
開運撫牛(かいうんなでうし)
撫牛の説明
菊光堂(本堂)
奥には寺務所
御縁起
菊光堂の正面

菊光堂内は撮影禁止です。
御本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大師の作と伝えられ、日本三大虚空蔵菩薩の一つに数えられていて、丑寅年生まれの守り本尊としても知られています。

赤べこと只見川
菊光堂の西側の水殿
弘法大師
大師像の西にある階段
階段の先にある龍蔵権現
弁天堂の案内看板

菊光堂から東に徒歩5分のところに奥之院辨天堂(べんてんどう)があります。

このような道を東に進みます
道路を渡った先には・・・
奥之院弁天堂

奥乃院弁天堂は国指定重要文化財となっています。

まとめ

今回は福島県河沼郡柳津町にあります「福満虚空蔵菩薩(ふくまんこくぞうぼさつ)円蔵寺(えんぞうじ)」をご紹介しました。
歴史や文化を抜きにしても単純に赤べこがとってもかわいいですが、静かな境内をゆっくり散策するだけでも心が洗われるような清々しさを感じることができますよ。

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