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蓮華山 富貴寺(大分県豊後高田市)

こんにちは、ぶるすけです。
今回は大分県豊後高田市にあります「蓮華山 富貴寺(れんげさんふきじ)」をご紹介します。

富貴寺は平安時代に宇佐神宮の大宮司の氏寺として開かれた、歴史と由緒ある寺院です。
その中にある阿弥陀堂(富貴寺大堂)国宝に指定されていて、京都府宇治市にある平等院鳳凰堂、岩手県平泉市にある中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつといわれ、現存する九州最古の木造建築物です。
また阿弥陀堂内にある本尊の阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)も国重要文化財に指定されており、普段は阿弥陀如来像一体ですが、現在は富貴寺本堂の改修に伴って約100年ぶりに脇侍(わきじ)の観音菩薩像(かんのんぼさつぞう)と勢至菩薩像(しせいぼさつぞう)を伴った「阿弥陀三尊像」の姿で御開帳されています。

施設の様子

駐車場は道路挟んで南側にあります
仁王門
石でできた仁王像
石の仁王像は珍しいですね
富貴寺について
令和の大改修中
仁王門をくぐると・・・
まさかのニャンコちゃんがお出迎え

こちらの受付で拝観料を納めます。

まっすぐの階段が大堂方向、右が本堂方向
本堂にはフェンスがかかっていて工事中
本堂のとなりにある仮本堂?でしょうか
おみくじの説明など
護摩について
仁王門から大堂への階段を上ります
階段を上るとすぐに大堂が見えます
境内の参拝順路について

今回は 大堂(阿弥陀堂) → 薬師岩屋 → 白山社 の順に参拝しました。

富貴寺大堂
回向柱(えこうばしら)

回向柱(えこうばしら)から伸びた紐(?)が大堂の中の仏様とつながっています。

富貴寺の説明
ご神木の榧(かや)
ご神木の説明

ご神木の樹齢は500年以上だそうです。

昔話
石塔など
大堂への入り口は北側です
履物は脱いで参拝します
大堂について

大堂の中は撮影禁止です。

公式パンフレットより

左が勢至菩薩、中が阿弥陀如来、右が観世音菩薩。
さすが現存する九州最古の木造建築物だけあって造りが細部までしっかりしていて、壁画も全体的に薄れていましたが迫力があり、なにもかもが素晴らしい雰囲気でした。

大堂の奥には薬師岩屋への階段があります
階段を上りきると・・・
薬師岩屋

岩をくり抜いたところに薬師如来像が鎮座されています。

薬師岩屋の説明
白山社へ向かいます
道なりに進むと・・・
建物があって、その後ろに・・・
白山社
白山社の説明
白山社のふもとの鳥居

まとめ

今回は大分県豊後高田市にあります「蓮華山 富貴寺(れんげさんふきじ)」をご紹介しました。
九州最古の木造建築物であり、日本三大阿弥陀堂のひとつである大堂の存在感や、内部の阿弥陀三像や壁画などの迫力は素晴らしいものがありました。
撮影禁止なのでなかなか伝えにくいものがありますが、歴史の厳かさをしっかり感じさせてもらえる素晴らしい空間でした。

施設情報

富貴寺

住所

大分県豊後高田市田染蕗2395

参拝時間

8:30~16:30

拝観料

大人・高校生 500円
小・中学生  150円
※拝観料の一部は本堂解体・文化財修理費用に充てられます

駐車場

道路挟んで南側に15台分ほどあり
(無料)

公式サイト

なし(豊後高田市公式観光サイト
Facebook

特記事項

大堂内は撮影禁止です。
雨などの天候不良のときには大堂内の拝観ができない場合があります。

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